「ユニバーサルスポーツイベント in SETAGAYA（イン セタガヤ）」が1月8日、世田谷区立総合運動場陸上競技場（大蔵4）で開催される。主催は世田谷区。

　運動の得意不得意、障がいの有無にかかわらず、誰もが気軽に一緒にスポーツを楽しめる場の提供を目的に2019（平成31）年に始まった同イベント。新型コロナウイルスの影響による中止を経て3年ぶりの開催となる。今年はパラスポーツに関心のない人でも興味が持てるようにプログラム内容を見直し、名称も「パラスポーツ体験会」から「ユニバーサルスポーツイベント」に変更した。

　内容は、アスリートが実演を交えながら運動の基本となる「走る」「跳ぶ」「投げる」動作を指導する「陸上競技クリニック」をはじめ、ボッチャ、フライングディスク、ペガーボールの「パラスポーツ体験」、アスリートと一緒に参加できる「リレー」を用意。日本体育大学陸上競技部パラアスリートブロックをはじめ、世田谷区を拠点に活動する陸上競技中長距離チーム「TWOLAPS TRACK CLUB（ツーラップス トラック クラブ）」など、東京2020オリンピック・パラリンピック日本代表選手をはじめ、国内外で活躍している選手10人以上が参加する。

　世田谷区スポーツ推進部の小島奏子さんは「選手との交流やスポーツ体験を通じて、競技に関心を持つきっかけになれば。障がいの有無で区分けせず、誰でも一緒にスポーツを楽めることを実感してもらいたい」と話す。

　開催時間は9時～12時。参加無料。定員は100人（応募多数の場合は抽選）。申し込み締め切りは12月11日。