スペイン産オリーブオイルを楽しむイベント「太陽のスペイン産オリーブオイル~おいしい秘密、発見~」が3月23日、蔦屋家電(世田谷区玉川1)で始まった。主催はスペイン産オリーブオイル専門職連携非営利団体。
スペイン産オリーブオイルの認知拡大と消費促進を目的とする同イベント。同団体によると、スペインはオリーブオイルの生産量が世界一で、日本への輸出量は1万7500トン(2022年1月~6月)に上り、国内シェアの約54%を占めるという。
イベントでは、オリーブオイルの美容と健康への期待、オリーブやオイルの種類、生産・製造過程などを紹介するパネル展示を中心に、和食材や調味料との組み合わせなど、オリーブオイルの活用方法を紹介する。
同日にはイベントのPR発表会が開かれ、タレントの菊地亜美さん、料理研究家の渡辺康啓さんをゲストに迎え、トークショーが行われた。渡辺さんによるクッキングデモで、「新たまねぎの卵とじ」「菜の花とイカの生姜(しょうが)オイルあえ」「鶏肉とじゃこの和だしパエリア」を試食した菊地さんは「しょうゆやゆずこしょう、和素材がオリーブオイルと合うというのを実際に食べて感じたので、家でももっとうまく使っていきたい」と話した。渡辺さんは「スペイン産オリーブオイルは軽くて香りがフルーティーなので、難しく考えずに日常的に取り入れてほしい」と呼びかけた。
期間中の土曜・日曜には「スペイン産オリーブオイル フードラボ」と題して、オリーブオイルの食べ方を紹介するミニセミナーを開く。4月1日・2日は、渡辺さん考案のテイスティングメニューを二子玉川ライズガレリアで配布する。
開催時間は10時~20時。4月5日まで。