「第34回さくらまつり」が4月9日、桜新町駅前通り(世田谷区桜新町2)で開催される。主催は桜新町商店街振興組合。
1979(昭和54)年に始まり、駅前通りの両側に植えられた八重桜の開花時期に合わせて開かれるさくらまつり。新型コロナウイルス影響による中止を経て4年ぶりとなる。
当日は、駅前通りを9時~19時の間歩行者天国とし、焼きそば、ポップコーン、綿あめ、ラムネ、生ビールなどを販売する飲食の屋台をはじめ、ゲームコーナー、フォトスポット、チャリティーバザー、古布を回収するリサイクルコーナーなど、さまざまな模擬店が並ぶ。
ステージでは、都立深沢高校和太鼓部の演奏、地元のフラダンス、バレエ教室のパフォーマンスのほか、恒例の水前寺清子さんによるステージも用意する。水前寺さんは19歳の頃から桜新町在住で、デビュー時にサイン会をしたのが同町のレコード店だったなど、同商店街とつながりが強いという。同町で生まれ育った漫画家やくみつるさんも同祭のチラシのデザインを手がけている。
商店街事務員の吉池拓磨さんは「今年は暖かい日も多く、駅前の八重桜もちょうど見頃を迎える。満開の桜をめでながら、ステージや商店街の出店も楽しんでもらえれば」と話す。
開催時間は11時~17時。小雨決行、荒天中止。