「ニコッタまつり」が8月26日、瀬田中学校(世田谷区瀬田2)で開催される。主催はニコッタまつり実行委員会。
2021年、二子玉川まちづくりセンター、二子玉川あんしんすこやかセンター、二子玉川地区社会福祉協議会の三者が、見守りを必要とする人たちを地区全体でゆるく見守っていくことを目的に立ち上げた「二子玉川地区ゆるやかな見守り検討会」から誕生した同祭り。今回が初開催。二子玉川地区(玉川・瀬田)に住む人たちに交流の場を提供し、互いに顔が見える地区づくりを目指して開催する。祭りの名前 「ニコッタまつり」は、二子玉川の「ニコ」、瀬田の「タ」に加え、祭りに来た人がニコニコ笑顔になれるようにとの思いを込めて名付けたという。
当日は、開会式に世田谷区立瀬田中学校吹奏楽部を、閉会式に和太鼓集団「Taiko Music XERO(たいこ みゅーじっく ぜろ)」を、それぞれゲストに招くほか、3人でチームを組んで対戦する「ボッチャ大会」を行う。瀬田のベーカリー「ラ・パニョッタ」のパン、等々力の「社会就労センターパイ焼き窯」の焼き菓子、鎌田の「かふぇいろどり」のホットドッグ、「無印良品 二子玉川」の菓子などを販売する「飲食販売コーナー」、玉川台・鎌田児童館による輪投げ、缶ゴマ、けん玉、魚釣りなどの「昔遊びゲームコーナー」、1人当たり1本ずつ線香花火を楽しめる「手持ち花火コーナー」、大きな白地図に自分のお気に入りの場所を書いてもらい、来場者で情報を交換しながら地区のことを知ってもらおうと設置する「二子玉川地区マップ作成コーナー」などを用意する。
同実行委員会事務局の佐々木啓輔さんは「祭りが、『お互いの顔が分かり、知り合いになれる』『気軽に声をかけられる関係を作り、何かの時には助け合い、支え合っていくことができる』など、つながりを感じられるきかっけになれば。残暑が厳しい時期となるが、体育館など屋内での催しが中心となるので、気軽に立ち寄ってもらえれば」と話す。
開催時間は16時~19時30分。荒天中止。