春の訪れとともに桃の節句を祝う「玉川高島屋S・C のひなまつり」が2月7日から、玉川高島屋S・C(世田谷区玉川3)で開催されている。
今年で7回目を迎える同イベント。本館1階グランパティオ ライブラリー&アートに96個の「雛(ひな)のつるし飾り」と、高さ約1.6メートルの7段ひな壇を飾る。江戸時代後期から静岡県東伊豆町稲取に伝わる「雛のつるし飾り」は、女子の健やかな成長や幸せを願い一つ一つ手作りされ、意味や決まり事を守りながら、独自の和裁細工として現在まで受け継がれ、日本三大つるし飾りの一つにも数えられる伊豆の春を彩る伝統行事。
3月3日までの土曜・日曜は東伊豆町特産のカーネーションを配布するほか、「白梅学園大学の学生と一緒に、ゆらゆらじゅわっと雛飾りを作ろう!」(参加費=500円)、「伊豆伝統工芸『雛のつるし飾り』を、昭和女子大学学生と一緒に作ろう!」(参加費=4,400円)などのワークショップを開く。
17日には、フリーアナウンサーの堀井美香さんによる「春の始まりに海外作品を読む朗読会」(参加無料)も行う。
17日からは「ラ・メゾン アンソレイユターブル」「ジャルディーノ」「ロンハーマン カフェ二子玉川」など対象14店舗で東伊豆町産のかんきつとイチゴを使ったタルト、クレープ、ティラミス、ドリンクなどの期間限定メニューを提供する「いずのはる&紅ほっぺフェア」も同時開催する。
同施設PRの佐川あゆみさんは「本館1階グランパティオに飾る96個の『雛のつるし飾り』や高さ約1.6メートルの『7段ひな壇』を鑑賞したり、東伊豆のスイーツフェアのメニューを楽しんだり、華やかなひな祭りの雰囲気を家族で楽しんでもらえれば」と話す。
開催時間は10時~20時。3月3日まで。