「二子玉川ライズフードドライブ」が3月20日、二子玉川ライズ ガレリア(世田谷区玉川2)で行われる。主催は二子玉川ライズ協議会。
「フードドライブ」は、家庭などで余っている食品を回収し、必要としている個人や施設に届ける取り組み。今回で4回目となる同イベントの目的は、玉川エリアで食を通じ、困っている人を支援する子ども食堂などを運営する団体や個人のサポートだという。
当日は、パスタやそば、そうめんなどの乾麺、コーヒーやお茶などの飲料、塩やしょうゆなどの調味料、カレーやパスタソースなどのレトルト食品、ラーメンや焼きそばなどのインスタント食品、缶詰などの寄付を呼びかける。賞味期限まで2カ月以上ある物で、常温保存可能な、包装・外装が破損していない未開封物に限る。生鮮食品、健康食品、外国語表示のみの食品、アルコール類は受け付けない。集まった食品は世田谷区社会福祉協議会を通じて区内の子ども食堂の食材や、世田谷のフードシェアウェブサイト「せたべる」に参加する家庭への食品配布などに活用する。
会場では、フードドライブについての基本知識、同協議会の活動内容のほか、「せたべる」「ファミマ!!二子玉川店」に常設しているフードドライブについても紹介する。
同協議会事務局板垣新太郎さんは「4回目の開催となるが、回を重ねるたびに地域での認知が広がっている。今回はフードドライブについての理解を深めてもらえるような展示も行うので、玉川エリア内で支援をしている団体の活動を知ってもらったりボランティアに興味を持ってもらったりすることで各団体が活動しやすくなれば」と話す。
開催時間は11時~16時。