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都立砧公園で公園とアートの融合目指すイベント初開催へ 10月12日

砧公園の様子

砧公園の様子

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 都立砧公園(砧公園1)を活用したアートイベントが10月12日、初めて開催される。

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 今後10年間に目指す公園づくりの方向性などを示した2024年3月改訂版「パークマネジメントマスタープラン」で「新たな価値や経験の創出」を施策の一つに掲げている東京都が具体的な取り組みとして、公園の緑豊かな空間を活用した若手アーティストによるアートとのふれあいなど公園とアートの融合を目指した初の公募型イベントの一つとして実施する。

 イベントのテーマは「だれもが楽しめる」。同公園には、2019年に障害の有無や年齢・国籍・性別などを問わず全ての子どもたちが楽しむことのできる遊具広場「みんなのひろば」が設置されている同公園の特徴を生かして決めたという。

 会場に使うのは「ねむのき広場」「芝生広場」「ステージ」などで、内容は「若手アーティストの活躍の場を広げる」「誰もが楽しめる」「都立砧公園の魅力が伝わるもしくは、魅力向上につなげる」「地域活性化につなげる」。現在、都と公益財団法人東京都公園協会が4つの要素を全て満たす企画を提案・実施する事業者を募集している。

 応募は6月28日まで受け付ける。その後一次審査(書類審査)、二次審査(プレゼンテーション)を行い、7月12日に選定業者を決定、10月12日にイベントの実施を予定する。

 同協会事業開発課係長の菊地正善さんは「砧公園は緑豊かな敷地の中に、スポーツ施設や遊具などが配置され、隣接して世田谷美術館もある。今回のアートイベントを通じて、新たな公園の魅力を体感してもらえれば」と話す。

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