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二子玉川の音楽ホールで「石見神楽」-島根出身の若者らが公演

石見神楽の演目「大蛇(おろち)」の模様

石見神楽の演目「大蛇(おろち)」の模様

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 二子玉川の多目的音楽ホール「KIWA」(世田谷区玉川3、TEL 03-6805-7948)で11月18日、「TOKYO! 石見神楽(いわみかぐら)会議 Vol.0」が開催される。

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 12月11日に北千住のシアター1010で開催される「石見神楽東京公演」のプレイベントと位置付けられる同公演は、島根出身で東京在住の若者らが結成した神楽のグループ「石見神楽東京社中」が、東京公演を応援したいと企画した。当日は、「石見神楽東京社中」を中心に、12月の公演に出演する島根「西村社中」のメンバーや「オタケビ神楽団」の福岡ユタカさんらも参加する。伝統的な石見神楽「恵比寿」や巨大なヘビの「大蛇(おろち)」を実演するほか、見どころについて語るトークショーや神楽ビデオジョッキーなども予定。

 石見神楽は、島根県西部の石見地方に古くから伝わる郷土伝統芸能。日本各地に数多く存在する神楽の中でも、衣装が絢爛(けんらん)豪華で勇壮でスピード感やダイナミックさが特徴の神楽。各地の伝統芸能が徐々に一般の人々から遠のく中、現在でも祭事や祝い事の際に盛んに演じられているという。

 同公演事務局の高尾さんは「大蛇は竹や地元の石州(せきしゅう)和紙を使って作られ、中に人が入る大きなもの。12月の北千住の公演では8頭の大蛇が舞う予定。今回もこの大スペクタクルの一端を感じてもらえれば。石見神楽初心者も歓迎」と公演をアピールする。

 開場18時、開演19時。料金は、前売り=2,500円、当日=3,000円(ワンドリンク別途)。

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