二子玉川ライズ(世田谷区玉川2)で3月、東日本大震災復興支援チャリティーイベントと開業1周年を記念したイベントが開催される。
昨年は、東日本大震災を受け、3月17日に予定していた開業日を急きょ2日間延期したほか、全ての開業関連イベントを中止した同S.C.。3月11日には、「東日本大震災復興応援チャリティー」を実施する。
「震災により被災された地域の復興を願い、微力ながら二子玉川ライズとしても復興を応援していきたいという思いから、二子玉川ライズ内の二子玉川ライズS.C.、オークモール、ドッグウッドプラザなどの各施設が企画を出し合い、全体で応援チャリティーイベントに取り組むことにした」と東京急行電鉄ビル事業部二子玉川ライズ運営部の朝倉さん。
当日、ルーツミュージックコンサート(12時30分~、14時30分~、16時30分~)中、地震発生の14時46分にはコンサート参加者で黙とうをささげるほか、生花店3店によるチャリティーフラワーマーケット(13時~16時)や、豚汁の炊き出し(13時30分~、15時30分~)、フリーマーケット(13時~16時)などを予定。同S.C.内の各施設・店舗のボランティアスタッフが豚汁の炊き出しを行うなどして、災害時に備えたコミュニティー形成と防災意識の向上を図るという。
イベントの収益金は「みちのく未来基金」に全て寄付し、東日本大震災で被災した遺児たちの進学支援に役立てる。
開業1周年記念キャンペーンは3月15日から、「いちねんぶんのありがとうを」をコンセプトに展開。3月17日~25日は、アートユニット「フジヨシブラザーズ」によるライブアートパフォーマンスを行う。真っ白な約50平方メートルのクロスシートと、総面積約100平方メートルのボックスを用意し、日を追うごとに徐々に春をイメージする自然や動植物などが描かれていく制作過程を披露する。この模様は公式サイトでも公開を予定。
併せて、フジヨシブラザーズ監修の、こども向けの絵画ワークショップ(3月24日・25日、13時~16時)や、桜の花びらを使ったせっけん作りのワークショップ(3月31日、13時~16時)も開くほか、バルーンアート、ポップコーンのプレゼント、スピードくじなども用意する。
キャンペーンは4月15日まで。問い合わせは二子玉川ライズS.C.インフォメーションカウンター(TEL 03-3709-9109)まで。