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桜新町の焼き肉店「韓々」にビアガーデン-看板メニューにサムギョプサル

看板メニューの「サムギョプサル」

看板メニューの「サムギョプサル」

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 桜新町駅前通りと国道246号線を結ぶ新町1丁目交差点近くにある焼き肉店「韓々(かんかん)」(世田谷区駒沢3、TEL 03-3410-5566)は7月1日、同店1階にビアガーデンを開いた。

オーナーの小澤聰さん(左)

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 1985(昭和60)年にオーナーの小澤聰さん(64)が開いた同店。2000年ごろに発生した牛海綿状脳症(BSE)問題の影響を受けて閉店したが、2002年10月、同所に「手打ちそば・炭火焼ダイニング 五大」を新装開業。その後、2006年4月に焼き肉店復活を望む元常連客らの声に応え、当時ホールとして音楽や落語イベントなどを開催し地域住民へ利用開放していた3階部分を改装して営業を再開した。2010年2月には敷地内にラーメン店「大八車」も開店している。

 「いくつになっても珍しがり屋で好奇心を失うことが無い」と話す小澤さん。経営の基本は「お客さまの要望に応えること」という。焼き肉や江戸前手打ちそば、ラーメンといった「多角的」ともいえるメニュー展開は「変幻自在で老若男女が楽しめる店づくりを目指した結果」。

 今回オープンしたビアガーデンは、1階部分と駐車場の一角を利用して造った。もともと焼き肉店で肉を扱っていたことから、豚バラ肉を使った韓国料理「サムギョプサル」(650円~)を看板メニューに据え、生ビール(中ジョッキ・480円~)などのアルコール飲料や、イカのげそ焼き(450円~)などおつまみ各種を「居酒屋並み」の価格で提供する。「東京にぼし麺」(700円~)、「冷やしラーメン」(750円~)など、敷地内のラーメン店への注文もできる。

 開店に当たり、小澤さんは同メニューの「勉強」のために新大久保に足を運んだ。その際、同街に集う「女性客のパワーに刺激を受けた」と振り返る。「ビールがおいしく感じられるこれからの季節、新大久保へ行かなくても卓上コンロで焼く上質な豚バラ厚肉をヘルシーに食べることができるので、ぜひ味わいに来てほしい」とアピールする。

 営業時間は11時30分~15時30分、18時~23時30分。月曜定休。駐車場は15台分用意。

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