喜多見駅前にある福祉ショップ「ショップぴあ喜多見」(世田谷区喜多見9、TEL 03-5438-2447)で8月21日、飛び出すカードを作るイベント「なつやすみワークショップ ポップアップカードをつくろう」が開催される。
ポップアップカードを作るワークショップは父の日向けに開催した6月に次いで2回目。参加者はA5サイズの色紙の中から好きな色の台紙と、飛び出す切り込みの入ったパターンを選び、花や動物などさまざまな形の抜き型の中から好きなものを選んで貼り付けていく。台紙や約60種類ある抜き型もあらかじめカットされているため、はさみを使う必要がなく、小さな子どもも参加できる。
「対象は幼稚園から小学生のお子さんですが、前回は上の兄弟と一緒に来店した3歳のお子さんもいた。お母さんからは、家では家事に追われて子どもと1~2時間集中して向き合うことが少ないのでいい機会だった、という声をいただいた」とスタッフの岩堀英子さん。
同店は、障がい者施設の自主生産品の販売を通じて知的障がいのある子どもたちを支援することを目的に、1999年4月に開店した世田谷区で唯一の福祉ショップ。クッキーやパウンドケーキなどのお菓子や水耕栽培の野菜などを中心に、バックやポーチ、ビーズ製品、陶器などの雑貨を販売し、現在では39施設の生産品を取り扱っている。地域の人に広く存在を知ってもらおうと、店では月に2回、厚手のトレーシングペーパーをレースのように加工する「パーチメントクラフト教室」を開催するなどワークショップも定期的に開催している。
営業時間は10時~19時45分。日曜定休。ポップアップカード作りのワークショップは開催時間=10時~・13時~の2回(所要時間は約2時間)で、参加費は300円。お菓子とノート、ビニールバッグが付く。