世田谷・弦巻のパン店「ベッカライ・ブロートハイム」(世田谷区弦巻4、TEL 03-3439-9983)が11月20日、25周年を迎えた。
同店は、30年前に日本ではまだ歴史の浅い「パンの食文化」をヨーロッパ各地で見聞した明石克彦さんが1987(昭和62)年に開いた。「パンを一番おいしい状態で提供できる『街のパン屋さん』が当店の目指す本来の姿」と明石さん。
ヨーロッパの山小屋をイメージしたという店内には豊富な種類のパンを並べる。最も大切にしているという「ホスピタリティ」のある接客で、スタッフが対面式販売を行う。今年5月には隣接する「カフェ・ゼーバッハ」を再開し、「パンの試食場」として同店のパンをゆっくり楽しむことができるようにした。
25周年を記念して23日~25日の3日間、同店とカフェで買い物をした客全員にコーヒーを、子どもにはポップコーン、綿あめをサービスする。1,000円以上の買い上げで薄型のエコバックも進呈(先着200人)。
明石さんは「25年前と変わらず『パンの文化をお伝えすること』を日々考え、パン作りに励んできた。今後も同様に一生懸命パン作りに精進する」と話す。
営業時間は7時30分~19時30分。月曜・第1火曜定休(他に長期休業期間あり)。