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多摩美大、上野毛キャンパスに2学科新設へ-夜間学部は学生募集停止

多摩美大上野毛キャンパス本館

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 多摩美術大学は来年度より、上野毛キャンパス(世田谷区上野毛3、TEL 03-3702-1141)に美術学部所属の「統合デザイン学科」と「演劇舞踊デザイン学科」を新設すると発表した。

演劇舞踊デザイン学科教員就任予定の野田秀樹さん

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 1935(昭和10)年に開かれた同キャンパスには、造形表現学部の3学科が設置されている。同学部は国内の美術系大学で唯一の夜間学部で、18時~21時の授業時間でカリキュラムが組まれていることが特徴。現在、同学部では約670人の学生が学んでいるが、「近年の勤労学生の減少や少子化、教育機会の多様化など」(同大)で、入学者はここ数年間減少傾向が続いていた。同大理事会ではこれを受け、今年3月に同学部の学生募集停止を決定し、美術学部を改組、新たに「統合デザイン学科」と「演劇舞踊デザイン学科」の新設に踏み切る。今後は美術学部1学部10学科体制で教育研究の充実と高度化を図るという。

 「統合デザイン学科」は、コミュニケーションやプロダクトの従来のデザイン教育における領域区分を取り払い、その他領域を含め横断的に学ぶことを目的とする。卒業後の進路は製造業をはじめとする広告・情報・サービスなど、多彩な業種のクリエーティブ部門や企画、広告部門などを想定する。募集人員は120人。就任予定教員はプロダクトデザイナーの深澤直人さんやアートディレクターの永井一史さんなど。

 「演劇舞踊デザイン学科」は、舞台芸術における実演者と劇場空間デザインなどの各専門性を深く学び表現者として次世代の劇場文化を担う人材を育成する。卒業後は各劇団や劇場施設、舞台制作会社への就職や自ら劇団などを主宰する進路を想定。募集人員は80人。就任予定教員は劇作家で演出家の野田秀樹さん、舞踏家の勅使川原三郎さんなど。

 新学科は現在、来年度4月開設を目指し文部科学省へ「届出」設置手続きを進行中。同キャンパスで開講中の一般公開・生涯学習プログラムは引き続き実施予定だが、改修工事開始後の今秋以降の会場については詳細未定。世田谷区「中町ふれあいホール」(中町4)の利用や玉川高島屋S・C東館「コミュニティクラブたまがわ」(玉川4)などと連携を計りながら継続する予定。

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