東急電鉄と東急不動産が進める二子玉川ライズ・第2期事業における商業施設内大型区画に出店する核テナントが、「TSUTAYA」を手掛ける「カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)」(渋谷区)に決まった。3社が5月17日、発表した。
同事業が掲げる「住むひと、働くひと、訪れるひと、そこに集うさまざまな人々が行き交い、ふれあうことで、有機的に広がる新たな関係性と開かれたコミュニティーの場の創出する」というコンセプトを、TSUTAYA事業やTポイント事業のほか、今年4月から佐賀県武雄市の図書館運営も手掛ける同社が具体化させる。
出店区画は同区画の1階・2階で、区画面積は7160平方メートル。同社が代官山の「蔦屋書店」で得たノウハウをベースに、「モノよりコト」を編集方針として書籍、映画・音楽のレンタル事業にとどまらず、車・自転車や健康、料理など「趣味」を切り口にさまざまな領域ごとに家電や情報端末なども含めた商品を取り扱う。
「二子玉川らしいライフスタイルを提案する大型商業店舗になる予定」と同社広報担当者。
2015年春のオープンを予定する。