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祖師谷商店街にケバブ専門店-オリジナルソースで差別化

コルカタケバブの店舗

コルカタケバブの店舗

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 祖師ヶ谷大蔵駅から徒歩5分の祖師谷商店街の中ほどにケバブ専門店「コルカタケバブハウス・EAT&TAKE OUT」(世田谷区祖師谷4、TEL 03-6411-3771)がオープンして1カ月が過ぎた。

日本語を話すインドのスタッフが慣れた手つきでケバブを焼く

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 砧や成城、千歳船橋などに4店舗を展開するインド料理店「コルカタ」の姉妹店。同店は5店舗目で、ケバブ専門店は初めて。テークアウトがメーンだが、店先のスペースで食べることもできる。「インド料理の中でも、ケバブ専門の店を出したかった。3年越しの夢がかなった」とオーナーのシェイクさん。ケバブはカレーとスパイスが異なるため、既存の店で提供することが難しかった。「ケバブを気軽に食べてもらえるテークアウトの店を出したい」と小型物件を探していたという。

 人気があるのは、ピタパンの中にレタスやトマトなどの野菜とケバブを挟んだ「ケバブ・サンド」(390円)や、トルティーヤの生地で野菜とケバブを巻いたボリュームたっぷりの「ラフ・ロール」(420円)、ご飯の上にケバブをふんだんにのせた「ケバブ・ライス・ボックス」(500円)など。同店で使うケバブの肉は鶏肉。店先では回転肉焼き器が回り、注文に応じて、その場で肉を削(そ)いで作る。「味の決め手は、何種類ものスパイスを配合して毎日手作りしているオリジナルのソース」だという。ケバブのほかにも、カレーやナンのセット、インドビール(480円)やラッシー(150円)なども用意する。

 店には、すでに常連客も多い。ケバブに鶏肉を使っているのも日本人にはなじみやすいポイント。シェイクさんは「毎日食べても飽きない」という客の反応にも手応えを感じているという。成城地区のイベントで屋台を出展した際にもケバブは売り切れた。シェイクさんは「たくさんのスパイスを使うインド料理は体にも良く、日本人の口にも比較的合う。当店が軌道に乗れば、成城でもケバブ専門店を検討したい」と意気込みを見せる。

 営業時間は11時~24時。

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