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東京都市大「理工系キャンパスならでは」の世田谷祭-武田邦彦教授講演も

(左から)企画部長の榊原健太さん、同祭実行委員長の高瀬寛希さん

(左から)企画部長の榊原健太さん、同祭実行委員長の高瀬寛希さん

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 東京都市大学世田谷キャンパス(世田谷区玉堤1)で11月23日・24日、「第84回東京都市大学世田谷祭」が開催される。

学園祭リハーサルの様子

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 「武蔵工業大学」を前身とする同校同キャンパスは、工学部8学科、知識工学部3学科と大学院工学研究科を擁し、東京23区内の私立理工学部系キャンパスの中では最も広い。キャンパス内には多くの樹木が生い茂り、構内では近隣に住む小学生や親子連れが遊ぶ姿も見られる。

 通算して84回を数える同キャンパスの学園祭、今年のテーマは「新しい可能性に出会う」。同祭実行委員長の高瀬寛希さん(3年)は、「学生の可能性を引き出す学園祭を目指して準備を進めてきた」と話す。当日イベントなどの司会進行以外にも、2日間の開催中日没後の同キャンパスのメーンストリートを照らす「TCUイルミネーション」の設置装飾など、「学生の『手作り』にこだわった」。

 特に「目玉」となる企画は、中部大学総合工学研究所の武田邦彦教授を招いた「著名人トークショー」(23日13時~14時、定員120人、全席自由)で、学内に原子力安全工学科を置く同キャンパスならでは。トークのテーマは「日本の資源から考える今後の日本の新しい可能性」。

 ほかに、同校の研究室が開く「科学体験教室」(10時30分~16時)では、「自分だけのオリジナルベルを作ろう!」や「LEDを光らせよう」など。大学生向け、中高生向けの各「模擬講義」(11時~、「大学における宇宙工学」「音について知ろう」ほか)や学内研究室を巡る「都市大ツアーズ」(以上、開催は23日・24日)も。

 2種類のICタグでカードリーダーをタッチし、構内各所を巡ることで景品が当たる「ICタッチラリー」を「学生自前のプログラミング技術」で実施し、NHKのラジオ番組「キャンパス寄席」の公開収録など、「新しい可能性」を自ら探り実現にこぎ着けた高瀬さんら今年の同祭実行委員会メンバー。企画担当の榊原健太さん(3年)は「困難もあったが、当校の特色を生かし理工系キャンパスならではのイベントを提供できた」と感慨深げ。「元気あふれる都市大ならではのイベントを楽しんでほしい」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は両日ともに10時~19時。

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