首都高速道路用賀出入り口近くのビルに馬房を置く「世田谷乗馬倶楽部」(世田谷区上用賀5)は12月23日、地域交流イベントを開く。
2輪馬車でお散歩をするりんごと担当者の蓮見さん(首都高用賀入り口付近)
同乗馬倶楽部を運営するのは建築会社「東京組」(用賀4)。青森県十和田市出身の中野渡利八郎社長が「自然の少ない世田谷で動物に触れ合う機会を」と社会貢献活動の一環として2009年に創設。馬房を同社が所有するシェアオフィス「ショートケーキビル」(上用賀5)内に、馬場を同区鎌田3丁目に置き、2011年より週に3回、子どもを中心とした一般向けの乗馬レッスンを開講するほか、御殿場への「日帰り乗馬陶芸ツアー」(来年1月18日)や長野県蓼科での「乗馬合宿」(同1月25~26日)なども企画・催行する。
今回開催するクリスマス交流会は「地域への恩返し」と責任者の蓮見みなみさん。会場は同乗馬倶楽部で飼育する2頭のポニー・月子(雌・7歳)とりんご(雄・12歳)が暮らす馬房。馬場とは少し違う2頭の「生活の場」を一般公開する。
当日は温かい飲み物とお菓子を無料で配布し、会場内では青森県十和田市の特産品の試食も用意。先着300人へ特製の缶バッジをプレゼントするほか、2輪馬車の乗車体験も。
開催時間は13時30分~15時30分。参加無料。