1580体が参加した「ゆるキャラグランプリ2013」へ初参戦した世田谷・用賀商店街の広報部長「よっきー」が12月10日、100位以内にランクインしたことへの感謝のコメントを発表した。
用賀神社でグランプリのお祈りをする「よっきー」(11月8日)
9月17日から11月8日まで約1カ月半にわたって開催された同グランプリ。エントリー数は昨年の865を上回る1580体で、総投票数は1743万533票。2011年の約333万票、2012年の約659万票と年々規模が拡大。今年のグランプリを制したのは栃木県「さのまる」、2位は静岡県「出世大名家康くん」、3位は群馬県「ぐんまちゃん」だった。
初出場の「よっきー」は総合96位・ご当地部門92位、得票数は2万7426ポイント。これまで街宣活動などで「街に福をもたらすために働く『縁起者』は、本当は『ゆる』くない」ことを訴えてきた「よっきー」。今回のグランプリ出場は「スタッフも含めて地域の多くの方々から出場を勧める声が強まった」ことを受けてのもので、「僕たちの活動は決してゆるくないということを全国に発信する機会にしたい」と話していた。
投票期間中、週2回ほど用賀商店街を中心にチラシ配布したり、10月末の「せたがや未来博」や用賀のキャンディー店「TIK TOK」で握手会を行ったりするなど精力的なPR活動を展開した「よっきー」。同商店街理事の杉本浩一さんは「活動中、やっとゆるキャラグランプリに出たんだねという声を頂いた」と明かし、同商店街事務所の「ハロー*ようが」には期間中毎日順位を聞きに来た人もいたといい、「街の方々に応援していただいて92位になることができたと、あらためて感じている」と話す。
11月24日の同結果発表を受け「よっきー」は取材に対し、「応援してくださったみなさん、ほんとにありがとうございました。みなさんにありがとうを伝えられるようにこれからももっとがんばりますので、ぜひ用賀商店街にぼくに会いにあそびにきてください♪まってます!」(原文ママ)とコメントを寄せた。
世田谷区内ではほかに「等々力商店街振興組合」所属の「とどロッキー」が出場、504位で2600ポイントを得票した。