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走るショーウインドーで用賀商店街をPR-世田谷・鎌田の企業が実験走行

よっきーが乗車中の「シースルー アドカー」

よっきーが乗車中の「シースルー アドカー」

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 世田谷・鎌田の運送事業や車両による屋外広告業を展開する「小池エンタープライズ」(世田谷区鎌田4)が7月30日、同社の新開発車両を利用した用賀商店街PR活動での訴求効果の調査結果を発表した。

「シースルー アドカー」

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 今回のPR活動の「ミッション」は、同商店街マスコットキャラクター「よっきー」による「僕たち、ほんとはゆるくないんだよ宣言」の提唱。プロモーションは6月9日~23日の2週間、同社が開発・製作したトラック型車両「シースルー アドカー」の透過性のある車体部分によっきーが「乗車」し、都内を中心に巡ったもので、総走行距離は約1040キロ。同社は地域貢献活動の一環として車両の貸与と運行を担い、同車両の訴求効果の実験走行も兼ねた。

 同車両は、1983(昭和58)年の創業以来「サテライトカー」と呼ばれる放送中継車の運行管理から特殊車両製作などを請け負って来た同社が、「走る展示スペース、ショーウインドー」として2009年「中小企業新事業活動促進法」の承認企業認定を受けて開発した。

 今回同社が公表したPR効果の評価方法は「同車両ステージ部分を注視(=3秒以上)する歩行者数(1分間当たりの全歩行者中の割合)」で示し、同車両内部に据え付けたカメラの視野角に収まった映像から分析した。

 これによると、同車両の過去走行事例における平均注視率は54%で、今回は各走行エリアで平均60%、最大値は原宿エリアで74%に達したという。同社の小池隆輔社長は「この車両は車両広告への注視率としては非常に高い訴求効果を安定的に得ていることが分かった」との見解を示し、「数字だけでなく、映像に映る歩行者の表情や助手席からの感触でも『視線』にとどまらない『関心』を得た実感があった」と話す。

 同街宣活動開始と同時に開設したよっきーのツイッター公式アカウントは2週間でフォロワー数が160を超えた。同商店街理事の杉本浩一さんは「商店街ホームページの閲覧数も増え、多くの関係者から用賀以外の地でよっきーを見たと電話やメールの連絡を頂いた」と振り返り、外部からの評価が地域内へ波及し相乗効果を生んだと見る。

 「運行中、街の『縁起者』として子どもたちに夢を与えているよっきーに何かあるといけないと設置と固定方法には特に気を配った」と小池社長。「今後も地域と連携し、鎌田の地から発信を続ける」と地域振興への意欲を見せる。

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