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玉川と喜多見の新私立認可保育園が開設遅延-建築資材・人材不足の影響で

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 世田谷区は12月24日、来年4月開園予定の私立認可保育園3園について、震災復興や増税前の駆け込み需要による工事における資材や人材不足などにより開設が遅延すると発表し、対象保育園への申し込みと希望園変更受け付けを始めた。

 同区保育待機児童数は今年4月1日時点で過去最高の884人を記録。区はこれを受け来年度の保育サービス定員を1550人分増やす計画を進めて来た。その受け皿として開園を予定していた3園(喜多見3、下馬4、玉川3)が、「震災復興や増税前の駆け込み需要による資材や人材不足等」(同区子ども部 保育計画・整備支援担当課)の影響を受け、当初の計画より工事に時間がかかることから開園予定日を来年7月・8月へ変更、延期した。

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 開園時期が遅れたことを踏まえ、同区は対象保育園周辺の公有地に仮設園舎を代替施設として建設し、来年4月から開園までの数カ月間、1~3歳児181人の入園希望者を受け入れる緊急対策を実施する。0歳児については「育休の延長や周辺の認証保育所、保育室、保育ママの利用などで何とか対応していただく」(同)。

 広域二子玉川圏内で該当するのは「喜多見三丁目保育施設」(運営=社会福祉法人和光会)と「玉川三丁目保育施設」(運営=社会福祉法人つばさ福祉会)。喜多見施設は近隣の喜多見小学校の敷地内(仮園舎面積約240平方メートル)へ、玉川施設は近隣の東京都所有地(同・約300平方メートル)へ、いずれも平屋建てプレハブ園舎を整備する。両施設の対象定員は喜多見施設では全38人(1歳児=12人、2歳児=13人、3歳児=13人)、玉川施設では全59人(同17、21、21)。

 区は上記対象3園への入園選考(1~3歳児)を来年4月入園の「2次選考」として実施する。申し込みと希望園変更受け付けは来年2月10日まで。