桜新町の駅前通りにある青果店「くくりの森Marche(マルシェ)」(世田谷区桜新町2、 TEL 03-6413-7104)は1月7日、「春の七草」にちなんだデリ商品を販売する。
昨年11月15日にプレオープンし、1月18日にグランドオープンを控える同店は、農業生産法人「くくりの森」(千葉県山武市)が直営する生鮮野菜などの販売店。農薬や化学肥料を使わずに植物性堆肥で育てた同園の農産物を店舗販売することで、「生産者と消費者との交流・連携拠点」を目指し、プレオープン期間中はさまざまなオリジナルデリ商品の販売イベントを行ってきた。
グランドオープン前最後となるイベントのテーマは「春の七草」。同店ではスズシロ、菜の花、春菊、スズナ、小松菜、水菜、スティッキオと独自の「七草」を使い、一日限定で4商品を調理し販売する。
「くくりの森の七草がゆ」(600円)は、無農薬で育てた「あきたこまち」の新米と大根・カブの葉をふんだんに使い、「塩分控えめでやさしい味」に仕上げる。そのほか、「よもぎ薫る七草のスコーン」(250円)、「春の七草ちまき」(350円)、「七草のスシロール~豆腐ディップ添え~」(700円)を用意。店内では生鮮野菜の販売も。
同店スタッフで管理栄養士の下(しも)さんは、「七草は早春にいち早く芽吹くことから邪気を払うといわれ、無病息災を祈って食されるもの。お正月の疲れた胃腸を癒やし、家族全員の健康を願いながら召し上がっていただければ」と来店を呼び掛ける。
1月7日の営業時間は11時~19時。