1月2日に初売りを迎えた「二子玉川ライズS.C.」（世田谷区玉川2、TEL 03-3709-9109）の当日の来館者数が9万3000人を記録したことが分かった。

二子玉川ライズS.C.タウンフロント入り口の様子（2日9時50分ごろ）

　2011年3月に開業した同S.C.は、今年が2回目の初売り。「タウンフロント」「リバーフロント」「ステーションマーケット」の3館合わせて約160店舗から成る大型商業施設で、2日に営業を始めた。初日は全79店が約4500の福袋を用意し、315円から2万円を中心とした価格帯で販売。同日から各店で10～80％引き（店舗により異なる）となる「RISE SALE」第1弾も展開している（15日まで、第2弾は16日～）。

　同S.C.マネジメントオフィスによると、当日10時の開館前までに5000人弱が列を作り、昨年の約3000人を大きく上回った。初日の総入館者数は9万3000人で、昨年の約20％増に当たるという。

　同S.C.隣に位置する「FUTAKOTAMAGAWA rise Dogwood Plaza」（41店舗）でも2日から初売りを行い、19日までセールを展開する。運営会社のナトー・コーポレーションによると、初日は開館前までに約300人が列を作った。初日の総入館者数は約5万2000人で昨年の約8.5％増。

　駅前通り向かいの「玉川高島屋S・C」（玉川3）も2日より初売りを行い、今年も専門店と「玉川タカシマヤ」各店で福袋を用意。価格帯は1,000円～220万円。同施設を運営する東神開発によると、2日・3日を合わせた総入館者数は昨年比4％増、総売り上げは昨年対比7％増。福袋は各業種とも「堅調に推移し、整理券配布店舗を中心に早い段階で完売した店舗が多かった」という。特に昨年秋に増床リニューアルオープンした「茅乃舎」（食品、地下1階）については、準備数を倍増して臨んだ「お楽しみ袋」（5,000円）も完売した。