二子玉川ライズ・ショッピングセンター(世田谷区玉川2)地下1階・東急フードショーに「Soup Stock Tokyo(スープストックトーキョー)」の冷凍スープ専門店「家で食べるスープストックトーキョー」がオープンして1カ月が過ぎた。
運営はスマイルズ(目黒区)。「食べるスープ」をコンセプトにしたスープ専門店「スープストックトーキョー」を全国に51店舗展開。今回の新業態出店について、管理本部玉置さんは「既存店舗の店頭で冷凍スープの販売を始めたところ、『自宅で解凍したスープに米や野菜などのさまざまな食材を入れて食べている』という声が多かった。さまざまな料理のベースとなるスープを冷凍食品として提供し、『家庭でも気軽にスープを楽しんでもらいたい』と出店を決めた」と話す。店舗面積は9坪で、イートイン5席も設ける。
オープンして1カ月。「既存店よりも30代以上の女性の利用が多い」という。「冷凍食品は、レトルト食品に比べて殺菌の際につくにおいもなく、湯煎して使う点も高齢者にも親しみやすい」として、幅広い層の利用を見込む。
商品は、「オマール海老のビスク」「ボルシチ」「参鶏湯(サムゲタン)」(各480円)などの冷凍スープ40種類以上取りそろえる。冷凍スープに合わせて使う野菜も、ストーブ鍋で蒸し焼きにしたものを3~8種類扱う。イートインでは、冷凍スープと旬の食材で作るアレンジメニューを提供。現在の「おすすめ」は、春の野菜を使った「春のボルシチ」や「春のすき焼き」(以上1,050円)。今後、料理教室などのワークショップも予定する。
営業時間は10時~21時。