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桜新町の一軒家で「肉食オトナ」BBQ-世田谷・中町の立ち飲みワイン店が企画

オーナーシェフの白石高大さん(店内)

オーナーシェフの白石高大さん(店内)

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 世田谷・中町郵便局近くにあるバル「たちのみワイン 世田谷STAND」(世田谷区中町5、TEL 03-6432-2658)が6月1日、近隣の一軒家を貸し切り、バーベキューパーティーを開く。

昨年の様子

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 2012年10月にオープンした同店。オーナーシェフの白石高大さん(30)が、大工と一緒に約3カ月かけて作り上げたという店内、最大で20人ほどが集えるカウンターを中心に据える。店舗面積は3.8坪で、駒沢通りに面した入り口は一面ガラス張りの開放感ある造りに仕上げた。

 自らを「商売が大好きな大阪人」と評す白石さん。創業を自身の「社会的な自立」と心掛け、限られた資本の中で「地域のコミュニティーの場をつくり出すために何をすれば喜んでもらえるか」をまず考えたと話す。同店周辺住民のニーズを調査した結果、「家飲みワインの需要」に目を付けた。「週に数回、サクッと立ち寄りやすく、女性が来店しやすく、いつでもにぎわっている」店づくりを目指し、メニューの価格は、「バケット」(110円)や「オリーブのハーブマリネ」(220円)以外は「分かりやすい価格」の540円(グラスワイン、バーニャカウダ、ベンネアラビアータなど)でそろえる。

 開店から1年半が過ぎ、客層の属性は多様だが6割が女性で最高齢は80代後半、早い時間には小さい子ども連れの来店もある。「人が大好き」と話す白石さんは、これまでにも「お花見会」などを開いてきたが、いずれも常連客の発案だったという。

 今回のバーベキューパーティーの会場は桜新町の庭付き一軒家の「Raw Cafe」(桜新町2)で、常連客からの紹介で決めた。テーマに「肉食なオトナの本気のBBQ-脱草食人!」を掲げ、黒毛和牛を用意。ほかに前菜、サラダの提供、開始から2時間までは飲み放題で基本的に「手ぶらでオーケー」。

 「店で出会った人同士の思いや出来事をリアルでシェアできる、ぬくもりを感じられる店でありたい」と白石さん。「地域の大人の秘密基地として気軽に足を運んでいただければ」と来店とイベントへの参加を呼び掛ける。

 開催時間は12時~16時。参加費5,000円。高校生以下は応相談。要事前申し込み。

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