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桜新町にイタリア食材店「CASA343」 チーズの量り売りなど100アイテム

「CASA343」店主の米原ゆかりさん

「CASA343」店主の米原ゆかりさん

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 桜新町のサザエさん通り沿いに4月30日、イタリア食材専門店「CASA343」(世田谷区桜新町1、TEL 03-3701-3301)がオープンした。

店内の様子

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 岡山県で15年間、紅茶や食を通じた「おもてなし」を伝えるサロンを開いていた店主の米原ゆかりさん。3年前に夫の転勤に伴い同街で暮らし始め、同じ岡山県出身で交流ができた前店舗の和風喫茶店「紫光庵」が閉店することを知り、同所での開業を決めた。これまでサロンを通じて紹介していた、「一般ではなかなか入手できないイタリアの高級食材」を一堂に並べて販売する。

 もともとは航空会社のキャビンアテンダントだった米原さん。5年前にイタリアで食について学んだ経験を生かし、イタリア食材を核に「新商品の紹介だけでなく食べ方やレシピなどさまざまな情報を発信する場にしたい」と話す。

 約30平方メートルの店内には米原さんがセレクトしたオリーブオイルやバルサミコ酢や調味料、パスタ類などをはじめ、生ハム、発酵バター、ワイン、チョコレートなど約100アイテムをラインアップする。

 中でも「おすすめ」の商品は各種チーズ。月に2回、ナポリから直輸入する水牛のモッツアレラ「ボッコンチーニ ディ ブッフェラ」(サルヴァトーレ・コルソ)、「パルミジャーノ・レッジーノ」(100グラム=896円)、「黒こしょう入りペコリーノ」(100グラム=660円)など、量り売りにも対応する。ほかにオリーブオイル「チェロスゲーロ カニーノ D.O.P 」(250ミリリットル=1,950円~)、4年熟成の白のバルサミコ「バルサマ」(250ミリリットル=2,940円~)など。

 店内では6月から、前店舗で設置された厨房(ちゅうぼう)を利用しチーズ、ワイン、料理、紅茶などの「サロンワーク」(講座)も行う。第1回は「オリーブオイルと料理のマリアージュセミナー」(6月7日)。

 開店から3週間、外国人の来店客も多く「早くもリピーターのお客さまが犬のお散歩途中に立ち寄ってくださる」と米原さん。今後について「接客やサロンへのご参加を通じて、何かイタリアについての『発見』を得てもらえたらうれしい」と話す。

 営業時間は10~20時。定休日は未定。

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