「二子玉川 蔦屋家電」(世田谷区玉川1、TEL 03-5491-8550)で6月1日・2日、「八海山 千年こうじや 発酵ワークショップ・手作り体験」が開かれる。
「二子玉川 蔦屋家電」広報担当の細井ミエさん(2階キッチンカウンター会場で)
4月24日に開業した二子玉川ライズ S.C. テラスマーケット内の1階・2階にオープンした同店。総売り場面積は2172坪(1階=860坪、2階=1312坪)で、「代官山 蔦屋書店」(渋谷区)の3棟が「ほぼすっぽりすっぽり入る」広さ。店内では、12万冊の書籍を並べる傍ら「アート&テクノロジー」をコンセプトに掲げ、「生活提案型の家電店」を展開する。
開店から約1カ月がたち、1日の平均来店者数は約2万人を超える。同店広報担当の細井ミエさんは「10代からシニア層まで幅広い世代に利用いただいている」と明かし、平日は午前中にシニア層のカップル、午後はベビーカーで子連れの主婦層、夕方からワーカーや20~30代のカップルの姿が目立ち、休日は家族連れが多く、特に「孫を連れた3世代のファミリーが目を引く」という。
「1回目の来店時に『驚いた』という声を多く頂いたので、次の段階として、店内のスペースを利用したさまざまなイベントを企画し、より認知を深めていきたい」と細井さん。今回企画したのは新潟県南部の魚沼地方にある酒蔵「八海山」が立ち上げたブランド「千年こうじや」とのコラボレーションにより行う発酵ワークショップ。細井さんが今年2月、「湘南T-SITE」で開かれた「発酵食と日本酒を味わうセミナー」に参加し感銘を受けたことから、「ぜひ二子玉川バージョンを」と呼び掛け実現した。
ワークショップは2階中央のエスカレーター近くにあるキッチンを設置した「ダイニングスペース」で開く。「千年こうじや」より講師を招き、発酵に関するセミナー(30分)に加え、実際に塩麹(こうじ)やあるいは「あまさけ調味料」を手作り(30分)し、清酒八海山と発酵料理のペアリング体験(30分)を行う。参加費は3,000円。要予約。申し込みは同店予約ページか店内2階の「コンシェルジュデスク」で受け付ける。
営業時間は9時~23時(1階BOOKのみ7時~)。テナントの営業時間は各店によって異なる。