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二子玉川ライズのテラスマーケットに「蔦屋家電」 2000坪超の売り場で生活提案

同店2階「食 FOOD&COOKING」コーナー(5月1日、内覧会)

同店2階「食 FOOD&COOKING」コーナー(5月1日、内覧会)

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 カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は5月3日、4月24日に開業した二子玉川ライズ S.C. テラスマーケット(世田谷区玉川1)内に「二子玉川 蔦屋家電」(TEL 03-5491-8550)をオープンする。

イベントスペース「「E-room」で開催中のロボット展に来場している「pepper」くん(5月1日、内覧会)

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 出店場所は同施設の1階・2階。総売り場面積は2172坪(1階=860坪、2階=1312坪)で、店舗面積は「代官山 蔦屋書店」(渋谷区)の3棟が「ほぼすっぽりすっぽり入る」広さ。2011年に開いた「代官山 蔦屋書店」が「大人のための文化の牙城」をコンセプトに、新刊和書、洋書、ビンテージブックから「厳選した」という「今、読まれるべき書籍」や世界の雑誌、「ここでしか手に入らない」映画、音楽のタイトルをそろえ「ライフスタイルの提案」を行って来たのに対し、二子玉川では代官山のノウハウをベースに「生活提案型の家電店」を実現する。

 二子玉川で家電の販売を選んだ理由について、同社広報担当者は2013年1月にインターネット上で行われた二子玉川居住者向けアンケートの結果を挙げる。「この街に欲しい施設は?」という問いに対し、100人中25人が「家電量販店」と回答。「映画館」(40人)に次いで2番目にニーズが高かったという。

 同店では、そうしたニーズを踏まえ、「Book& Cafeの顔をした家電店」をコンセプトに掲げる。書店としては「旅行」「デザイン」「ワークスタイル」(以上1階)、「人文」「衣(ファッション、美容、健康)」「食」「住(建築、住まい、グリーン、あそび・絵本)」(以上2階)の7つのジャンルで売り場を構成。各ジャンルでは家電も販売し、1階には「Apple Authorized Reseller」を併設、機能的なデザインのガジェット、アクセサリーを扱い、最新のアップル製品の使い方などを体感することができるようにする。各ジャンルには専任コンシェルジュが常駐し、テクノロジーを取り入れたライフスタイルの提案を行う。

 そのほか、店内には「パートナー・テナント」が出店。電動アシスト自転車ショップ「モトベロ」、コンビニ「ファミマ!!」、「STARBUCKS(スターバックス)」(以上1階)、ボタニカルショップ「SOLSO HOME」、カフェ・飲食店「GOOD MEALS SHOP」、家具店「arflex」、デンマーク発のオーディオ・ビジュアルのグローバルブランド「BANG&OLUFSEN」、輸入玩具店「ボーネルンド」、ビューティーサロン「Cu by uka」(以上2階)の9店舗。

 2階中央にはイベントスペース「E-room」とキッチンを設置した「ダイニングスペース」を設け、家電のイベントや料理のワークショップなどを開く。5月3日~8日は「家族」をテーマとしたロボット各種を展示中。

 同店1階エントランスの壁には小林和史さん作で大小の歯車で構成された「ENERGY 1」が飾られ、1階と2階の吹き抜け部分には北山善夫さん作「複眼で現代社会を俯瞰(ふかん)する蔦屋家電の巨大なとんぼ」「秋津島」のオブジェがつるされている。

 営業時間は9時~23時(1階BOOKのみ7時~)。テナントの営業時間は各店によって異なる。

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