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二子玉川のパティスリー「シュクレペール」15周年 ご当地ケーキ「ニコ」登場も

新商品「ニコ」(420円)

新商品「ニコ」(420円)

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 5月11日に開店15周年を迎えた、二子玉川の洋菓子店「パティスリーシュクレペール(SUCRE PERE)」(世田谷区玉川3、TEL 03-3708-8580)で、夏季限定のご当地スイーツ「ニコ」の販売が始まった。

「パティスリーシュクレペール」の佐藤真紀さん

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 2000年5月に砧線軌道跡沿いのマンション1階にオープンした同店。店名はフランス語で「甘いパパ」を意味し、佐藤吉男さん・真紀さん夫妻が営む。緑が多く、空の広い二子玉川の街が気に入り、「忙しい日々の中でおいしいものを食べて小さな幸せを感じてほしい」と開いた。

 約3坪の店舗内に生菓子約25種、焼き菓子約20種、自家製パン約15種を並べる。店外には3卓11席のテラス席を設け、同店で購入した商品を食することができる。テラス内では無料の紅茶(アイス、ホット)のセルフサービスも行っており、「オープンする時から、子連れでのお散歩がてらに一息つけるようなテラス席をどうしてもつくりたいと思っていた」と話す。自身が4人の子どもの母親であることから、お酒を使わず子どもが食べやすい商品を数多く提供している。

 開店から15年がたち、大きく変貌した街を見てきた。「最近はかっこいいベビーカーを押す若いママが数人で来店してくれることが増えた」と真紀さん。「オープンから4、5年してからやっと街で認知されたという感触があった。10年を過ぎてからは『よく頑張って続けているわね』と手土産などに使ってくださる方も増えた」と振り返る。最近は季節ごとのギフトにも力を入れ、二子玉川のご当地スイーツの構想はずっと持っていたといい、今回実現にこぎ着けた。

 6月18日より販売を開始したご当地スイーツの商品名は「ニコ」(420円)。オレンジとパッションフルーツのムースに酸味を和らげるミルクチョコクリームが中に入っており、「笑顔のニコニコマーク」をイメージした。提供は夏季限定で、秋以降には第2弾を構想中。

 コンセプトに「地域密着」を掲げる同店。オリジナルバースデーケーキの注文などにも応える。真紀さんは「自分だけの楽しみでも、家族や子どもと一緒にでも、ケーキとお茶でホッと一息つきにきていただける場所でありたい」と話す。

営業時間は10時~20時。

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