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ライズSC.「東急フードショー」に89店舗-食品フロアの顔ぶれ決まる

3月17日開業予定の東急フードショー内の「食紀行ゾーン」のイメージ

3月17日開業予定の東急フードショー内の「食紀行ゾーン」のイメージ

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 二子玉川ライズ・ショッピングセンター(世田谷区玉川2)の食料品フロア「東急フードショー」に出店するテナントが2月2日、発表された。

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 フロアは「食紀行」「和洋菓子」「総菜」「ザ・グルメパントリー」の4つのゾーンに分け、計89店舗で構成。うち百貨店初出店は30店舗。同じフロアに出店する東急ストアと合わせると、食品フロアとしては地域最大級の規模となる。

 「食紀行ゾーン」では国内外の食文化を伝える18店舗が出店。日本全国の食材を集めて地方の食文化を提案するセレクトショップ「OCCATTE(オカッテ)」や、実演を交えて全国の季節の素材を使った菓子を提案する「恵那川上屋」が初出店する。海外からは「ピエール・エルメ」や店内厨房で焼き上げるフランスの老舗ショコラ店「プラリュ」が出店。

 食に対する疑問を解決するために、テイスティングカウンターでの試食やコンサルティング販売も行う。バーカウンターを設置した和酒専門店「はせがわ酒店」や、ワインセミナーが開催できる18席のテイスティングカウンターを併設したワインショップ「エノテカ」などが出店を予定する。

 「和洋菓子ゾーン」では「手土産」の品ぞろえを強化。和洋菓子5ブランドから商品を好みで自由に詰め合わせることができる手土産売り場「おもしえ」(「おもたせマルシェ」の意)をプロデュースする。また、駅立地であることから「おやつ」需要にも注目し、「鯛夢楽(タイムラク)」(たい焼き)、「五代目小平次」(サツマイモ菓子)、「テラ・ドーナッツ」(ドーナツ)などの実演厨房も併設、出来たてを販売する。

 「総菜ゾーン」は、作り手や素材・製法に特徴のある店を集め独自性を打ち出す。店内厨房やイートインも併設し、出来たての総菜を25店で提供。二子玉川エリアに多い小家族やオフィスのランチ需要に対応した一人前・個食の販売を強化する。

 「ザ・グルメパントリー」では、日常の食卓に直結する生鮮品やグロッサリーを集積。輸入食材に強いグロッサリー専門店「成城石井」のほか、成果、鮮魚、生肉、干物、漬物などの専門店を編集。約100種類の野菜の量り売りや、好みに応じたカットフルーツ、刺身のオーダー対応、すしコーナーも展開。同じフロアに出店する東急ストアと協業しながら、回遊性を高めた売り場展開を図っていく。

営業時間は10時~21時。開業は3月17日。

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