第3京浜道路玉川ICへの入口近くにギャラリーを併設したパンケーキカフェ「Loopolic(ルーポリック)」(世田谷区上野毛1、TEL 03-5760-6817)がオープンして1カ月がたった。
元フットサルチームの仲間3人が共同経営する同店。「地元に地域交流のための場所を作る」という思いを実現するため、旧活版印刷工場と2階建て一軒家をリノベーションして開いた。約90平方メートルの敷地内にギャラリースペース、作品販売のショップ・スペース、カフェスペースを設ける。
店名は「人と人をつなぐ環(Loop)」と「夢中(Holic)」を掛け合わせたもの。地域の人々が集い、近隣の多摩美術大学などの若手アーティストの作品発表の場となることで、次世代の子どもたちがアートに触れることのできる機会を提供する。ギャラリースペースには「落書き自由の壁」があり、映画などを大きなスクリーンで楽しむことのできるキッズルームも併設する。
カフェメニューは中心となるパンケーキのほか、トースト、十五穀米も選べる「シーフードカレー」(サラダ付き、800円)、「チキンのマスタードソース玄米サンド」(700円)など。世田谷で農業を営む元フットサルチームのチームメートから取り寄せる、朝摘み野菜を使った「季節のバーニャカウダ」(700円)や果物も。アレルギーにも対応し、訪れる子どもたちへの食育面にも配慮する。
経営者の一人である三枝成之さん(37)は「ここを訪れる人が笑顔になるような空間を目指している。子どもたちはキッズルームでアートに触れ、お母さんはカフェでゆっくりくつろいでほしい」と話す。
営業時間は12時~23時。定休日は未定。