二子玉緑地で恒例「どんど焼き」-町会メンバー70人で櫓組み立て

富士山より高くそびえる櫓の組み立ての様子(8日10時ごろ)

富士山より高くそびえる櫓の組み立ての様子(8日10時ごろ)

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 二子玉川緑地運動場(世田谷区鎌田1)で1月15日、恒例の「どんど焼き」が行われる。

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 小正月に行われる「どんど焼き」は、正月のしめ飾りや門松、書き初めなどを持ち寄って燃やし、新年の厄払いを祈る日本の伝統行事。地方によって「左義長(さぎちょう)」や「さいの神まつり」などとも呼ばれる。

 1989年より多摩川河川敷で竹の櫓(やぐら)の組み立てからおたき上げまでを行うのは「鎌田南睦(みなみむつみ)会」。同町会の設立は1950(昭和25)年、現在の会員数は約1200世帯。藤本秀雄会長は「昔は近隣の農村の田畑各所で燃やしていた。開発が進み田畑がなくなるにつれて次第に行わなくなっていった」と話す。会長代行の脇克仁さんは「思いのこもった熊手やしめ縄を無造作にごみに出すのではなく、祈りを込めて浄火する日本の伝統を大切にしよう、と町会内で声が上がったのもきっかけ」と明かす。

 二子玉川の「正月イベント」として広く知られる同行事。昨年は1500人ほどの人出があった。「過去22回、とにかく安全を第一に行ってきた」と藤本さん。高さ約10メートル、底面直径約6メートルの円すい型の櫓は、1週間前の8日早朝から総勢70人ほどで、同会に受け継がれてきた「図面」を基に組み立てた。当日は区や成城消防団の協力も得て、「地域一丸となって」開催する。

 式典開始は10時30分、点火は11時ごろを予定。30分ほどして櫓が燃え落ちたころから、竹ざおにつるした「お餅焼き」が始まる。餅(子ども優先・先着順)と甘酒は無料で振る舞う。どんど焼きの火で焼いたお餅を食べるとその年は無病息災になるという。おたき上げは当日持ち込みも受け付けるが、安全確保のため指定の場所で事前に内容を確認する。見学の場合は「多量の火の粉が飛ぶので、燃えやすい服の着用や物の持参は避けてほしい」とも。

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