二子玉川ライズ（世田谷区玉川2）のガレリアに12月20日、「二子玉川ライズ スケートガーデン」が期間限定でオープンした。

オープン初日、一番乗りでスケートを楽しむ子どもたち

　スケートガーデンのリンク面積は200平方メートル（幅10メートル×長さ20メートル）。床面は氷ではなく樹脂パネルを使った電気不使用の「環境に配慮したエコリンク」。有料貸し出しのスケート靴の陳列棚と靴履き換え場を併設している。

　企画を担当した二子玉川ライズタウンマネジメントチームの細田洋子チーフは「冬のお楽しみとしてご家族で楽しんでいただければ」と同リンク開設の意図を明かす。

　オープン当日は、14時の開場前から幼稚園の親子連れ約10組が列を作った。初めは壁につかまりながら進み転んでいた子どもたちも、5分もたつとリンク中央で互いに手をつなぎ合うほど上達しにぎやかに楽しむ様子が見られた。

　もともと2000年に閉場した行楽施設内にアイススケートリンクがあった二子玉川。同スケートガーデン内を鮮やかなフォームで縦横無尽に滑っていた、近隣に住む83歳の保阪さんは「二子玉川でまた滑れるなんて。懐かしいね」と話していた。

　スケートガーデンの営業時間は14時～19時（土曜・日曜・祝日11時～20時）。入場料金は、子ども（4歳～小学生以下）＝300円、大人（中学生以上）＝500円。滑走時間は土曜・日曜・祝日＝30分間、平日＝制限なし。靴と手袋の貸し出しも有料で行う。3月3日まで。