世田谷区商店街連合会玉川地区会（世田谷区用賀4）の15商店街が11月30日、二子玉川の水辺でファミリーイベント「多摩川兵庫島　いちにち商店街」を開く。

「多摩川兵庫島いちにち商店街」イメージ

　世田谷南側の玉川地区15商店街が共同で企画・主催する同イベント。「地域住民と街づくり」をコンセプトとした取り組みで、経済産業省「地域商店街活性化事業（にぎわい補助金）」の一環で行う。11月1日に発刊した「商店街づくり」新聞の「リアルイベント」に位置付ける。

　世田谷区が管理する多摩川河川敷「兵庫島公園」（玉川3）を会場に、各商店街のテントが並ぶ屋台村「いちにち商店街地区」、河原で大きな鍋を囲んで楽しむ「あったか地区」、自動立ち乗り2輪車のセグウェイやカルタなどの「体験・遊び地区」、休憩場「住宅地区」のほか、ゆるキャラグランプリにも出場した用賀商店街の「よっきー」や等々力商店街の「とどロッキー」、世田谷のご当地アイドル「SETA DOLL」らがパフォーマンスを繰り広げる「ふくびき、ステージ地区」が広がる。

　同イベントの企画に携わった用賀商店街の杉本浩一さんは「ポイントはお子さんが店員として各商店街テントの内側に入り、お手伝いをして報酬を得る体験メニューがあること」と話す。「お店の手伝いに参加する楽しさはもちろん、自分の住む街や商店がどのように成り立っているかを『人との関わり』から感じられるようにした」と企画の意図を明かす。

　当日は、よっきー（用賀）、とどロッキー（等々力）、サザエさん・波平さん（桜新町）、エモルちゃん（東深沢）など、各街のマスコットキャラクターが二子玉川で一堂に会するのも見どころ。

　開催時間は11時～15時。雨天中止。