用賀商店街に2月28日、スペシャルティーコーヒーのスタンド「WOODBERRY COFFEE ROASTERS（ウッドベリーコーヒーロースターズ）大山通り店」（世田谷区用賀4）がオープンした。

店カウンター・今週はオープン記念で「Ethiopia Yirgacheffe Natural」

　用賀駅近くの田中橋交差点そばにある「WOODBERRY COFFEE ROASTERS（ウッドベリーコーヒーロースターズ）本店」（玉川台2）の2号店となる同店。創業者の木原武蔵さん（24）が、コーヒーの豆の生産農園にこだわった「スペシャルティーコーヒー」の「風味と特性とそのおいしさをより多くの方に味わってほしい」と2012年6月に店を開いた。

　これまで「ハンドドリップワークショップ」「ラテアート ワークショップ」「バリスタ ワークショップ」などを開き、「コーヒーを通じ文化やライフスタイルを豊かにする発信地」を目指してきた木原さん。今回は、「物件とのよい出合いに恵まれた」ことをきっかけに、2号店となる「サテライトショップ」をコーヒースタンド形式で開く。「コーヒーの焙煎（ばいせん）所として工房的な役割」の1号店との相乗効果で「コーヒーの地域ブランド」のさらなる認知度向上を狙うという。

　用賀駅から徒歩1分ほどにある2号店では、日替わりのコーヒー豆を使い、エスプレッソ（300円）、テークアウト用カップでアメリカーノ（S＝350円、T＝400円）、ラテ（同370円、同420円）のほか、焼き菓子（マフィン280円～）と焙煎豆（100グラム、200グラム）を販売する。

　本店が3周年を迎えるに当たり、木原さんは「同業者や地域の方々などお客さまにたくさん助けられ、とにかく楽しかった」と振り返る。本店から「走って1分」の距離の新店を同じ年のスタッフ3人で切り盛りする。「これまで以上に地域でコラボレーションし、用賀の街を盛り上げたい」と展望を明かす。新店について「朝8時から開店しているので、おいしいコーヒーでよい一日を始めていただけたら」と来店を呼び掛ける。

　新店の営業時間は8時～19時。