二子玉川ライズ第2期事業の新商業施設「二子玉川ライズ・ショッピングセンター・テラスマーケット」(世田谷区玉川1)で4月24日より、オープニングイベント「FUTAKOTAMAGAWAENNICHI(フタコタマガワ エンニチ)」が開かれる。
同2期事業では、二子玉川駅から東側エリアの世田谷区立二子玉川公園までを歩行者専用通路(リボンストリート)でつなぎ、同通路沿いに商業店舗・シネマコンプレックス「109シネマズ二子玉川」・フィットネスクラブ・「二子玉川 蔦屋家電」などで構成される商業施設、隣接する高層棟に楽天本社のオフィスと上層階には「二子玉川エクセルホテル東急」(7月17日開業)が配される。
多摩川の河岸段丘や等々力渓谷をイメージしたデザインを採用し、低層棟上部に約6000平方メートルの屋上緑化も設置されるほか、「二子玉川から情報・文化・エンターテインメント・地域活動を外部発信する役割」を担う「iTSCOM studio hall 二子玉川ライズ」も創設。同スタジオの建物正面外壁には200インチ超の大型デジタルサイネージが設置され、正面に位置する中央広場との空間の一体利用で多彩なイベントによる集客が可能な施設を目指す。
同事業の開業に当たり、「日本の伝統的な地域行事である『縁日』をテーマにした、二子玉川ならではの風土やそこから生まれる新しいライフスタイルを体感できる」オープニングイベントを開く。「子どもから大人まで楽しめるコンテンツ」をテーマに、二子玉川の街全体で開業を盛り上げる狙い。
同施設の中央広場では、複合型イベント「ENNICHI by太陽と星空のサーカス」を13日間にわたり開く。大人も子どもも楽しめるワークショップや、フードマーケットやマルシェを展開する「ENNICHI by 太陽と星空のマルシェ(Wonder Bazar)」、「ENNICHI Special Live」、大きなテント内でアニメーション作品などを上映する「ENNICHI 移動式映画館」など、幅広いジャンルの約200のコンテンツを展開する。
同施設各所のほか二子玉川ライズのガレリアやバーズモール、オークモール、ドッグウッドプラザ、玉川高島屋S・Cでは、オランダの彫刻家・物理学者テオ・ヤンセンさんによる「風を食べて動く」プラスチックチューブを使ったアート作品「ストランドビースト」を展示。世界的に有名な同作品の商業施設での展示は世界初という。同作品のうち、10メートルを超える大型作品3体と約2メートルの小型作品については「風を受けて動く様子」をデモンストレーションする。
開催時間は10時~21時(曜日により変動の可能性あり)。5月6日まで。