「二子玉川ライズS.C.テラスマーケット」(世田谷区玉川1)1階に4月24日、ランニングステーション併設のセレクトショップ「EN ROUTE(アンルート)二子玉川」(TEL 03-5797-3184)がオープンする。
ユナイテッドアローズ(渋谷区)が昨年9月に立ち上げた同ブランド。二子玉川店は銀座に続く2店舗目で、「Create New Metropolitan Life/新しい都会の生活を創造する」をビジョンに掲げる。「Wearable Tokyo」をコンセプトに、「クリエーティブな都会の男女」に向け「ファッションとスポーツを同じ感覚で楽しむ」という都市生活の新しい価値観を、「シンプルモードテイスト」の「シティーカジュアルウエア」とナイキやデサントからセレクトしたスタイリッシュな「シティーランニングウエア」を軸に提案する。
店舗面積は110坪、天高は約5メートルで、「広々としたインダストリアルなスタジオ」をイメージしたワンフロア構造。書籍やスタイリッシュな雑貨をファッションアイテムと共に品ぞろえし、1号店の銀座店同様にランニングステーションを併設する。
「二子玉川初」(同社)というランニングステーション内は段差のないバリアフリー。男女各6つのロッカーと各3つのシャワーブース、洗面台などを備える。採用したメタリックなロッカーは縦長で1段の仕様。「ロングコートやシューズ、バッグなどがストレスなく収納でき、お気に入りの洋服がしわにならずに保管できるので、アフターランニングのおしゃれもしっかり楽しむことができる」と、「服飾店ならでは」の衣類への配慮を見せる。
シャワーブースに用意するアメニティーは、ナチュラル系有名ブランドのシャンプー、コンディショナー、ボディーソープ。バスタオルもオーガニックコットン使用の「使い心地の良いもの」を有料で貸し出しする。
同ランニングステーションのエントランス壁面一面は黒板。二子玉川付近の道路地図がデザインされており、今後、「おすすめランニングコース」などを書き込んで紹介する予定。銀座店で実施している、店員と客が一緒に走る「アンルート ランニングクラブ」の開催も検討している。
同所の使用料金は1回700円(タオルレンタルは別途300円)。誰でも気軽に利用できるよう、会員制度は設けないという。
オープン記念としてデザイナーの久保嘉男さんが立ち上げたメンズブランド「YOSHIO KUBO」によるランニングウエア「IRON MEDAL ATHLETIC」(ユニセックス、全7型)を、5月中旬より二子玉川限定で発売する。
ショップの営業時間は10時~21時。ランニングステーションの利用時間は8時~21時(チェックインは20時まで)。