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桜新町にかき氷専門店-日光天然氷蔵元・松月氷室直送、オリジナル25種

「とりーり夏南瓜キャラメル」850円

「とりーり夏南瓜キャラメル」850円

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 桜新町駅前通りと国道246号線を結ぶ新町1丁目交差点近くに6月3日、日光天然氷を使用したかき氷専門店「雪うさぎ」(世田谷区駒沢3、TEL 03-3410-8929)がプレオープンした。

同店スタッフのみなさんと「松月氷室」の吉新昌夫社長(右)

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 同店で使用する氷は全て日光の天然氷。自然の寒さで凍らせた氷は、昔から採氷の名産地だった日光の山々からの伏流水を引き込んだ採氷池で3週間ほどの時間をかけてじっくり凍らせ、その間表面に積もる雪などを手で取り除く伝統的な手法で作られている。ミネラルが多く含まれ、ほんのりとした甘みと透明度に定評があるという。

 仕入れ量には限りがあり、希少といわれる日光天然氷だが、同ビル2階にあるそば店「五大」で2012年より「定番メニュー」として提供していることと、両店のオーナーである小澤聰さん(66)の日光への「採氷手伝い通い」などが認められ、蔵元の「松月氷室(しょうげつひむろ)」(日光市)の「特別な計らい」により専門店のオープンが実現した。

 店舗面積は約20坪。店内外合わせ約30席を用意する。ビル1階で駐車場横にあり、デッキなどを設置し出入りがしやすい開放的な造りに仕上げた。「近隣の方々、通り掛かりの方がお散歩ついでに家族で気軽に立ち寄れるよう心掛けた」と小澤さん。

 メニューは現在のところ約25種。愛知県三河「おもてや園」のお茶を使用した「抹茶」(700円~)、徳島県「影山製糖所」の和三盆糖を使用した「黒蜜」(650円)、「うさぴょんの気まぐれメニュー」シリーズでは「冷やし白玉ぜんざい」「とろ~り夏南瓜キャラメル」「苺のフロマージュ」(以上850円)などを提供し、今後も旬に合わせてメニューを開発する予定。ほかに子ども向け「屋台の氷屋さん」(4種、各300円)も。

 オープン後は「あえて大々的に告知をしていない」が、「初日は同店のブログを見て『カキゴオラー』の皆さんを中心に50人ほど来店いただいた」と小澤さん。8日までのプレオープン期間中は、同店のブログを見たと伝えた客に全品半額で提供する。グランドオープンは今月10日から。

 営業時間は11時~17時。月曜定休(祝日の場合は翌日)。

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