用賀駅から直接、地下通路でつながる「世田谷ビジネススクエアタワー」(用賀4)の地下1階に8月23日、東急ストアが展開する「東急ストア フードステーション用賀店」がオープンした。
魚介類や青果、肉など、農家などの直売所から取り寄せた生鮮や、お弁当や総菜パンなどのデリカ食品、酒などのグロサリー食品を販売する。外観は、暗い緑のフレームに白アクセントにして落ち着いた印象。広さは約238平方メートル。同店は西小山、大倉山、中延に続き、同業態4店舗目となる。
用賀駅は1日約6万3000人が利用するという。常住人口より昼間人口の方が多く、ビジネスマンが多く利用し、同ビル内に入っている会社は80社、約3000人が就業していることから、メインターゲットにはビジネスマンを据える。働く人向けに、店内にはお弁当やベーカリーも用意。日替わり、週替わりで味や種類を変えていく。
生鮮では、女性をターゲットにサラダやスイーツを多くそろえているという。東急ストア広報課長の山田亮さんは「サラダは棚を立体的にすることで見せ方を変えて工夫をしている」と話す。
そのほか、日用家庭用品や衛生用品、オフィス需要を見込んだ文具やスマートフォン、携帯電話の充電器も販売。スーパーのような一面を強く見せる一方で、コンビニのような収納代行やセルフコーヒーサービスも提供する。
「今後は地元の住民や、ビジネスマンに使い勝手の良さを感じていただけるような店舗にしたい」と山田さん。
営業時間は7時~23時。