玉川高島屋S・C(世田谷区玉川3)の西館1階アレーナホールで7月22日、「南極・北極展~真夏の二子玉川に氷と雪の世界がやってきた!~」が始まる。
毎年恒例となっている夏の企画展。2015年には「たまがわアマゾン展 ~この夏、ニコタマにアマゾンがやってくる!~」、昨年は「生命40億年の旅~大むかしの生きもの展~」と題し、数多くの来客者でにぎわせてきた。今年は、南極昭和基地60周年を記念し、南極と北極の大自然やそこで暮らす先住民の営み、日本の南極観測について学んでもらうことにスポットライトを当て、展示物を紹介する。
展示物は、国立極地研究所の協力の下、極地の厳しい自然環境を紹介するパネル展示をはじめ、地上最大の肉食動物「ホッキョクグマ」など極地生物のはく製や、北極圏の先住民イヌイットの雪と氷で作られた住居「イグルー」の実物大の再現など。日本の南極観測の軌跡を記した歴史資料の初公開なども予定する。
会場内では、極地の自然現象を体験できる「南極ブリザード体験」やスノードームのオーロラ版を作る「オーロラライト」、「氷山ジオラマ」、「雪の結晶のバッジ作り」など、さまざまなワークショップも開かれる。
担当者は「極地のブリザード体験などとても涼しい企画展となった。親子でも楽しめる内容になっているので体験も含めて、楽しんでいただければ」と参加を呼び掛ける。
開催時間は10時~19時(最終日は10時~18時)。入場料は、大人(中学生以上)=600円、子ども(3歳~小学生)=400円、3歳未満無料。8月16日まで。