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関東中央病院で冬のイルミネーション点灯

イルミネーションの点灯風景

イルミネーションの点灯風景

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 冬のイルミネーション点灯式が11月30日、世田谷・上用賀の「公立学校共済組合関東中央病院」(世田谷区上用賀6、TEL 03-3429-1171)正面玄関前で行われた。

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 2006年に始まった恒例の同企画は今年で12回目を迎え、正面玄関前の植え込みを活用するイルミネーションは今年で9回目となる。

 昨年と同様に雪だるまやトナカイを設置したほか、クリスマスツリー周辺の草木に金色の電飾を配置。今年はトナカイを中央エリアに集中させ、電球の本数も増やして、より華やかにイルミネーションを演出した。

 イルミネーション点灯のきっかけは、同院に勤務する20代の看護師が病気で亡くなったこと。生前、病院でクリスマスイルミネーションをしたいと話していた故人の遺志を、家族や同僚らがくんでイルミネーションのトナカイ1頭を寄贈。この話を耳にした医師やスタッフがほかのイルミネーションを追加で寄贈し、次第に装飾の規模が拡大し、現在に至る。

 同院主任電気技師の小林利宏さんは「今年も10月から準備を進め、仕事の合間を縫いながらスタッフだけで飾り付けをして、この一週間で完成させた。少しでも明るくきれいに見えるように毎年配置を工夫している」と話す。

 新家眞病院長は「冬は呼吸器系、循環器系の病気が特に多い時節。このイルミネーションを見て、冬の暗くて寒い季節を健康に、明るく乗り切りっていただければ」と話す。

 点灯期間は来年2月3日まで(予定)。

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