東京2020大会500日前イベント「パラスポーツ大運動会」「キッズスポーツチャレンジ」が3月10日、世田谷区立総合運動場体育館(大蔵4)で開催される。主催は世田谷区。
馬事公苑で馬術競技の開催があり、アメリカ合衆国のホストタウンとして大蔵運動場・大蔵第二運動場でアメリカ選手団のキャンプを実施する世田谷区では、東京2020大会の開催500日前に、さらなる気運醸成の取り組みの一環として、同イベントの開催を決めた。
「障がいのある人もない人も、全ての人が参加できる運動会」をコンセプトに、パラスポーツを体験することで、障がい者スポーツの魅力や驚きに気づいてもらい障がい者理解にもつなげていきたいという。
「パラスポーツ大運動会」では、「ゴールボール」「ボッチャ」「車いすバスケットボール」「車いすリレー」のパラスポーツを体験できる。MCのキクチウソツカナイ。さん、大倉士門さん、大西ライオンさん、おばたのお兄さんをはじめ、元サッカー日本代表ロンドンオリンピック銀メダリストの海堀あゆみさん、元車いすバスケットボール日本代表アトランタ・シドニー・アテネパラリンピック出場の三宅克己さんなどのゲストと参加者で8チームを編成し、チーム対抗方式で競技を楽しむ。実施時間は13時~17時。対象は小学生以上。参加無料。事前申込制。
「キッズスポーツチャレンジ」では、「立ち幅跳び」「ジャイアントフット」「サッカーボール蹴り」の3種目を体験して、運動能力を総合的に判定する。参加者には記録証を進呈。実施時間は10時~13時、14時~17時。対象は2歳~小学生。参加無料。事前申込制。
会場では、お笑い芸人などのゲストによるトークステージをはじめ、東京2020大会マスコット「ミライトワ」「ソメイティ」によるパフォーマンス、東京2020大会パートナー企業によるブース出展や、パラリンピック22競技のパネル展示も行われる。
区スポーツ推進部オリンピック・パラリンピック担当課長の玉野宏一さんは、「小さい子どもから大人まで、楽しみながらパラスポーツのことを知ってもらえる内容となっている。観覧は当日席もあるので気軽に来ていただければ。」と話す。
開催時間は、パラスポーツ大運動会=13時~17時、キッズスポーツチャレンジ=10時~13時・14~17時。事前申し込みは2月28日まで。