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二子玉川に世田谷区の複合施設 「まちづくりセンター」も新設

外観

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 「二子玉川複合施設」(世田谷区玉川4)が7月16日、はなみずき広場近くの二子玉川地区会館跡にオープンする。

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 「まちづくりセンター」「あんしんすこやかセンター」「社会福祉協議会地区事務局」「出張所」「地区会館」が併設された複合施設は、区内で初めて。

 世田谷区は1991(平成3)年から、区独自の地域内分権の制度である「地域行政制度」の下、地域住民に密着した総合的な行政サービスとまちづくりを進めてきた。現在、5つの総合支所、27カ所の地区でまちづくり活動を行っているが、今回約6万5000人の人口を抱え区内で最大規模となった「用賀地区」を分割し、28カ所目の地区として、玉川、瀬田を管轄する「二子玉川地区」を新設する。これに伴い、まちづくりの拠点「二子玉川まちづくりセンター」を開設し、地域コミュニティーの促進、地区防災機能の強化を図る。二子玉川ライズ・ショッピングセンター内にある「用賀出張所二子玉川分室」も新たに「二子玉川出張所」として同施設内に移転する。

 地上3階、地下1階建ての施設面積は約260坪。1階には、住所変更の届出、住民票や印鑑証明書などの各種証明書発行の窓口「二子玉川出張所」、2階は「二子玉川まちづくりセンター」「二子玉川あんしんすこやかセンター」「社会福祉協議会二子玉川地区事務局」の連携による高齢者、障がい者、若者、子育て支援などの福祉の相談窓口、3階には2つの活動フロア、地下1階は2つの会議室、大広間、料理講習室がある「二子玉川地区会館」の機能を備える。

 玉川総合支所二子玉川まちづくりセンター所長の野口章仁さんは「地域の人たちと協力しながら、『まちづくりセンター』を二子玉川地区の新たな安全、安心のまちづくりの拠点としていきたい。防災、福祉の相談など、気軽にご活用いただければ」と話す。

 開庁時間は8時30分~17時(二子玉川地区会館は9時~22時)。休業日、休館日は、窓口によって異なる。

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