2020年東京オリンピック・パラリンピック開催1年前イベントとして9月1日、「SETAGAYA SPORTS フェスティバル」が世田谷区立総合運動場体育館(大蔵4)で開催される。主催は世田谷区、公益社団法人世田谷区スポーツ振興財団。
馬事公苑で馬術競技が開催され、アメリカのホストタウンとして大蔵運動場・大蔵第二運動場で米選手団がキャンプを行う世田谷区。「ホンモノを見る・知る・体験する」をコンセプトに各種競技の紹介やスポーツを始めるきっかけづくり、さらなる機運醸成の取り組みの一環として7月28日に行われた同イベントは、1000人以上の親子連れでにぎわった。第2回となる今回は、パラリンピック競技に焦点を当て、普段なじみのない競技を知って楽しんでもらえるように、エキシビションと体験会を用意した。
北京オリンピック新体操日本代表、ロンドンオリンピック新体操日本代表の田中琴乃さん、ダンスやスポーツ番組で司会進行を務めるMC Umeさんを迎えたオープニングトーク(10時10分~)でスタートし、北京・ロンドンパラリンピック日本代表リオパラリンピック銀メダリストの廣瀬隆喜さん、ロンドンパラリンピック日本代表リオパラリンピック銀メダリストの杉村英孝さんによる「ボッチャ エキシビション」(10時20分~)、リオパラリンピックで銅メダル獲得の池崎大輔さんが率いる車いすラグビーチーム「TOKYO SUNS」、日本選手権通算8回優勝の「BLITS」による「車いすラグビー エキシビション」(10時45分~)などのエキシビションをはじめ、11時20分からは、廣瀬さん、杉村さんによる「ボッチャ」、TOKYO SUNS、BLITSによる「車いすラグビー」の体験会を実施する。
世田谷区スポーツ推進部スポーツ推進課の小川正紀さんは「車いすラグビーは迫力があり会場全体が盛り上がる一方、ボッチャは投げる瞬間は観客も緊張感があり、競技の特徴の違いを感じてもらえると思う。直接自分の目で見ることで気付くパラスポーツの魅力はたくさんあるので、ぜひご家族そろって会場に来ていただければ」と話す。
開催時間は10時~12時30分(午前の部)。参加無料。体験会は先着順。