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玉川高島屋S・Cが開業50周年でリニューアル 「ライフスタイルセンター」目指す

インスタレーションの展示

インスタレーションの展示

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 玉川高島屋S・C(世田谷区玉川3)が開業50周年に合わせ、専門店・百貨店約100店舗を8月より順次新規・改装オープンする。運営は東神開発。

 高度経済成長期の1969(昭和44)年、のどかな田園風景が広がる二子玉川に、日本で初めての郊外型ショッピングセンターとしてオープン。人口の郊外流出、モータリゼーションといった時代背景を反映し、「ワンストップ・ショッピング」「大規模駐車場」「立地革命」をコンセプトに、ショッピングセンター時代のパイオニアとしてスタートし、二子玉川の街や時代の変遷とともに変化してきた同施設は、今年11月11日に開業50周年を迎える。

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 二子玉川駅周辺の再開発により、2010(平成22)年と比べマーケット規模は1.5倍、駅の乗降客数は1.6倍に増加し、街周辺を取り巻く環境は大きく変化。客のニーズも多様化し、百貨店や専門店に買い物以外のサービスや形を求める声も多くなってきたという。50周年を機に、環境や客のニーズに対応し、要である食料品フロアと「過ごし・集う場」となる屋上庭園を中心に大規模リニューアルを実施。「買い物のために訪れるS・C」から「時間を過ごすために訪れる『玉川流ライフスタイルセンター』」を目指す。

 本館・南館地下1階食料品フロアは、14店が新規、29店が改装オープンし、新生「フーズシティ」として生まれ変わる。百貨店は、バイヤーの発掘力、商品編集力を生かし全国各地の老舗、名店を集約した「味百選」、百貨店初出店の滋賀「菓匠禄兵衛(かしょうろくべえ)」をはじめ、京都銘菓や城下町銘菓を取りそろえた「銘菓百選」の売り場面積を約2倍に拡大し品ぞろえを強化する。専門店は、開業以来の大改装となる「明治屋」リニューアルをはじめ、「カルディコーヒーファーム、カルディーノ」「Gong cha」などトレンド感のある店舗を誘致。仕事帰りや買い物の途中で気軽に利用できるイートインも充実させる。

 11月には南館7階屋上に、ガーデン空間、1400平方メートルのイベントスペース、カフェ・ダイニングからなる屋上庭園「PARK&TERRACE OSOTO」、南館8階には「アクティビティスペース」をオープン。ジャズライブ、シャンパンパーティー、ヨガ教室、グランピング体験などのイベントやアクティビティーを定期的に実施する。

 「HAPPINESS」を全館テーマに、9月4日から現代美術作家、大巻伸嗣さんによる青森のねぶたの技法を取り入れたインスタレーション「CANON(カノン)」の展示をはじめ、「千住真理子トーク&ミニコンサート」「草月の秋2019」「地元大学生によるMUSIC STAGE」などのイベントやワークショップ、限定商品、体験型企画商品など、50周年を記念したさまざまなプログラムを用意する。

 営業本部玉川事業部副部長の菊山みちさんは「9月から新しいお店も増え、11月には屋上庭園も緑豊かで居心地の良い空間として生まれ変わる。ゆっくりとした時間を過ごしに、気軽に遊びに来ていただければ」と話す。

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