地元産ビールや食べ物などを楽しむイベント「TAMAGAWA Brew Vol.3」が9月27日~29日の3日間、多摩川河川敷・世田谷区立兵庫島公園(世田谷区玉川3)の水辺空間で開催される。主催は「2019多摩川河川敷活用実行委員会」。
「たまがわをたくらむ」をコンセプトに、イベントに来た人も普段通り遊びに来た人も、同じ水辺の空間で共存して楽しめるような豊かな多摩川の風景を醸成することを目的に、2018(平成31)年6月から始まった同イベントは、今回で3回目となる。
「二子玉川周辺に暮らし、働く人が同イベントを通じて河川敷空間を使うアイデアを実現できれば、もっと豊かな水辺空間になるのでは」という思いから、同実行委員会では今年3月から水辺でやってみたいことを意見交換する場「たくらみトーク」を実施。水辺で実現したい企画(=たくらみ)も公募し、集まったアイデアの中からいくつかの企画を選んで今回のイベントに反映させたという。
会場にはキッチンカーが出店し、二子玉川の地ビール「ふたこビール」など多摩川にゆかりのあるドリンク・フードの販売、ワークショップ、音楽の生演奏、映画上映会、たき火など、さまざまなコンテンツを用意する。
ドリンクは、二子玉川のローカルクラフトビール「ふたこビール」をはじめ、「パタゴニア東京・二子玉川ストア」のオーガニッククラフトビール、用賀の「WOODBERRY COFFEE ROASTERS」のハンドドリップコーヒーなど日によって変わる。夜にはたき火バーも用意。
フードは、世田谷産の野菜を使った「どうぞのごはん」、青梅市のシフォンケーキ店「ちゃんちき堂」、用賀の立ち飲み店「STAND S」の無化学肥料、無農薬の野菜料理と小皿料理など、約10店舗が日替わりで出店する。
アクティビティ、ワークショップは、スラックライン、ノルディックウオーキング、ヨガを体験できる「アウトドアフィットネス・オープンヨガ体験会」をはじめ、「SUP(スタンドアップパドル)体験会・パックラフト体験会」、多摩川の間伐材を使った「まき割り&火起こし体験」、ミニ植物観察会「多摩川野草会~兵庫島探検!草遊び~」、川で生き物観察をする「かわあそびの家BREW版」、対話型アート鑑賞「ビジネスパーソンにアートって必要ですか?~脳が脱皮する美術館~」など。
キネコ国際映画祭とのコラボレーション「映画上映会」、5組のアーティストなどによる無料音楽ライブ、多摩川をモチーフにしたアイテムを販売する「TAMAGAWA GOODS STORE」なども用意。
同実行委員会担当者は「二子玉川駅のすぐ近くにありながらおおらかな多摩川の自然に触れられる兵庫島公園に、河畔で気持ちのいい時間を過ごすためのプログラムを多数用意した。ご家族や友人と一緒に気軽に遊びに来ていただければ」と話す。
開催時間は、9月27日=16時~21時、28日=12時~21時、29日=10時~16時。雨天中止。現金販売。