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玉川高島屋S・C でクリスマスコンサート 坂本龍一さんらによるトークショーも

イベントの様子

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 「クリスマスコンサート&トークショー」が12月18日、玉川高島屋S・C(世田谷区玉川3)本館1階グランパティオで開催された。

 11月11日で開業50周年を迎えた同施設では、音楽家の坂本龍一さんが主宰し森林保全活動を行う一般社団法人「more trees」とのコラボレーションによるクリスマスプロジェクト「love and trees」を開催している。そのメインイベントとして、ミニコンサートとトークショーを行った。

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 第1部のミニコンサートでは、坂本さんが代表・監督を務め、東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島出身の学生楽団「東北ユースオーケストラ」のメンバー渡邉真浩さん、伊藤拓也さん、村岡瞭さん、高橋彩夏さんが、バッハの「G線上のアリア」などのクラシックをはじめ、坂本さん作曲の「Merry Christmas, Mr. Lawrence」など全5曲を弦楽四重奏で演奏。厳かで力強い音色に会場から大きな拍手が鳴り響いた。

 続く第2部のトークショーでは、坂本さんと「more trees」事務局長の水谷信吉さんをモデレーターに迎え、加速する気候変動による自然災害、森林破壊の危機的状況をはじめ、「都市と森をつなぐ」をキーワードに日本国内11カ所、フィリピン、インドネシアの森林と提携して森林保全を行っている同団体の取り組みを紹介。坂本さんは「商品の価格や品質だけではなく、企業のポリシーを知って賢く物を選ぶべき。消費=投票行動だと知ってほしい。消費者の声で企業や国を変えることができる」と話した。水谷さんは、同施設のクリスマスツリーに使われている、建築家隈研吾さんがデザインし、more treesとのコラボレーションにより作られた国産材を活用したオーナメント「TSUMIKI(つみき)」に触れ、「山に眠っている木材を有効活用することも国の環境や森林を保全していく上で重要な取り組みなので、ぜひ木を生活に取り入れてみてほしい。国産材で産地がはっきりしているものを選ぶことにより、産地との精神的なつながりができるきっかけになると思う」とも。

 坂本さんは「地球や生命の時間はとても長い。今起きている気候変動の多くは人間が原因だとしたら、自分たちの手で止めなくてはいけない。未来の子どもたちが自然の中で豊かな生活が送れるような地球を残していきたいと思う」と話す。

 南館6階では、more treesの活動、森の持つ力、地球環境への効果について知ることができるパネル展示や賛同者のコメント、大型の「TSUMIKI」オブジェなどを展示したブースを特設。ウェブ上でバーチャル植樹を体験する参加型イベント「3000平方メートルForest CHALLENGE」も行っている。

 営業時間は、10時~21時(一部店舗により時間が異なる)。

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