日本料理居酒屋「旬味 珠乃や(たまのや)」(世田谷区用賀4、TEL 03- 6877-3391)が6月11日、用賀駅北口近く「京うどん 葵」跡にグランドオープンした。
コンセプトは「最上の刺し身とおいしい素材を生かした料理を提供する割烹(かっぽう)居酒屋」。都内の日本酒居酒屋などで25年以上板前として腕を磨いた店主の箕村陽一さんが自身初の店としてオープンした。当初は4月開店の予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛制限を受け予定を延期。5月9日よりテークアウトの弁当や晩酌セットの販売を開始した後、緊急事態宣言解除を受け、座席数を減らし換気をするなど感染症対策をした上で今回のグランドオープンに至った。
店内は木のカウンターを中心にこぢんまりとした居心地の良い空間に仕上げた。店舗面積は約7坪。座席数はカウンター=7席、テーブル=4席。
ランチメニューは、「豚ロース味噌漬け焼き」(1,000円)、「白エビと鱧の天丼」(1,200円)、「鯛茶漬け膳」(1,500円)などを用意。ディナーは、先付、前菜、刺し身、焼き物などが付く「お任せコース」(2,500円、3,500円)をはじめ、豊洲から直接仕入れる「刺し身盛り合わせ」(1,500円)、「白エビ唐揚げ」(650円)、「かつお塩たたき」(1,000円)、「ミニ天丼(白エビ、鱧)」(800円)などの一品料理も用意。
ドリンクは、「生ビール」(600円)をはじめ、麦焼酎「兼八」、「中々」(以上650円)、吟醸酒「陸奥八仙 夏」「大典白菊」(以上600円)、大吟醸酒「スーパーくどき上手」(800円)、「醸人九平次 HUMAN」(1,100円)など、料理に合わせて定番のものからマニアックなものまでを取りそろえる。
女将の箕村美紗子さんは「おだしも一から引いて、おいしい料理とお酒を用意しているので、ランチでも夜ごはんでも気軽に食べに来ていただければ」と話す。
営業時間は、ランチ=11時30分~14時30分、ディナー=17時~22時。日曜定休。