トマト料理専門店「Buono & Felice(ボーノ アンド フェリーチェ)」 (世田谷区上野毛1、TEL 03-6805-9217)が7月15日、上野毛交番裏近くにオープンした。
同店のコンセプトは、「心も体も満たされ元気になれる場所」。イタリア料理と沖縄料理を教える「かりゆしキッチン」主宰の料理研究家平仲亜貴子さんが、「おいしいトマト料理を提供することで、人が集まってつながるような場所をつくりたい」との思いから、弟の清玄さんと一緒に出店を決めた。店名にはイタリア語で「おいしい」という意味の「Buono」と「幸せ」という意味の「Felice」を合わせ、店のロゴには日の出をイメージしたというトマトのイラストをあしらった。
トマトの赤をテーマに、木のテーブルと椅子を配置した店内は、席と席の間隔を広めに取り、子どもや犬連れの客も利用しやすい空間に仕上げた。店舗面積は約20坪。カウンター席5席、テーブル席14席。
季節や料理によって産地や品種を使い分けるというトマト料理は、スープとサラダが付いた「トマトとモッツァレラのパスタ」「Accoのオリジナルタコライス(10食限定)」(以上1,300円)、「豚肉のソテー ケッカーソース」(1,600円)などのランチをはじめ、「前菜プレート」(1,500円)、看板メニューの「サルシッチャ」(1,100円)、「鯖(さば)とトマトのリエット」(890円)、「フライドポテト手作りケチャップ」(490円)、「エビマヨスイートチリソース」(1,300円)などを提供する。「ミケおばちゃまのアップルシナモンケーキ」「チョコレートブラウニー」(以上450円)などのデザート、「コーヒー」(600円)、「ブラッドオレンジジュース」(550円)、「絶品トマトジュース」(900円)などのドリンクも用意する。
店内では、店でも使うトマトやオリーブオイル、酵素ドリンク、コーヒーなどの販売も行う。今後は、イタリア料理や沖縄料理のワークショップをはじめ、コンサート、トークショーなどのイベントも企画していきたいという。
平仲さんは「おいしくて体に良いトマト料理を食べて、元気で幸せになってもらいたい。地域の人に愛される店を目指しているので、人が大好きな私たち兄弟とおしゃべりを楽しむ感覚で来てもらえれば」と話す。
営業時間は11時~20時。水曜定休。