煎茶茶道を体験する「玉川地区ふれあいお茶会」が3月18日、二子玉川公園帰真園内(世田谷区玉川1)の旧清水家住宅書院で開催される。主催は世田谷区商店街連合会玉川地区会。
同連合会の社会貢献活動の一環として、文化継承を目的に行われる同イベント。当日は、2013(平成25)年世田谷区初の区立回遊式日本庭園「帰真園」を建設した際に移築復元された同区登録有形文化財の旧清水家住宅書院を会場に、一般社団法人全日本煎茶道連盟常任理事で煎茶道静風流三世家元の海野俊堂さんを講師に招き、煎茶の入れ方や作法を学びながら、茶菓子を一緒に楽む企画を展開する。
同連合会玉川地区会会長の小林弘忠さんは「初心者から茶道愛好家まで、気軽に煎茶茶道という日本文化を体験してもらいたい。二子玉川の高層ビルの下に旧清水家住宅書院のような文化財や、日本庭園があることを知るきっかけにもなれば」と話す。
開催時間は、11時、12時、13時、14時の4部制。参加費=500円。定員は各20人。事前申込制。問い合わせは用賀商店街振興組合(TEL 03-3700-1337)で受け付ける。