二子玉川・柳小路錦町に昨年12月16日、ビストロ「bistro oeuf oeuf(ビストロ ウフウフ)」(世田谷区玉川3, TEL03-5717-3585)がオープンした。経営はミサワ(栃木県宇都宮市)で、以前カフェだった店を業態転換した。
店舗面積は20坪で、席数は32席を用意。「oeuf」はフランス語で卵のこと。放し飼いで飼育された鶏の有精卵を生産者から直接取り寄せ、店内で販売も行う。
「当社の他の店舗よりも価格帯を低めに設定することで、込み合ってにぎやかな雰囲気を出したい。安心安全の食材にこだわっており、減薬農法で栽培したブドウを素材にした自然派ワインをフランスから自社輸入している」とマネジャーの藤田一さん。
シェフの南谷力さんは「有機野菜、放牧豚、有精卵などの食材を生かすことを心がけている。ブイヤベースも魚のガラからだしを取っている」と話す。野菜は、野菜ソムリエの資格を持つ栃木の生産者から直接届けられる。スティックセニョールや西洋菜花などの珍しい野菜が入っていることもあり、箱を開けてからその日のメニューを考えるという。
ランチメニューは、サラダ、パン、メーン(日替わりで3種から選択)、小さいデザートの盛り合わせにコーヒー・紅茶が付いて1,200円から。アラカルトでは、有精卵のキッシュ(580円)や有機野菜のメリメロサラダ(880円)が人気だという。ワインは常時50種以上、うち8割以上は自然派ワイン。ディナーの客単価は3,500円~4,000円。
営業時間は、ランチ=11時~16時、ディナー18時~23時(日曜・祝日は17時~22時)。